インタラクティブクリエーションキャンプ

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ちょっとたってしまいましたが、インタラクティブクリエーションキャンプなるものに参加していました。遊びながら「正しい手洗いの方法」を学んでもらうサイネージをチームで作りました。

私は画面フローを考えたり、グラフィックを作ったりしました。

作品概要

作品名:てあらいかがみ(体験時間:1分)

コンセプト:ウイルスの主な感染源は、子どもだと言われています。小さな子どものうちから「正しい手の洗い方」を楽しく勉強し、それをみんなに教えたくなる仕組みをつくることで、 正しい手洗いの習慣を子供たちに身につけてもらいたいと考えています。

想定する設置場所:子供をターゲットにしているため、学校、児童施設の洗面所やトイレなど、子供が使う場所を想定しています。

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子供を対象にしていたので、子供に喜んでもらえたのは嬉しかったです。

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体験している人を見て思ったこと。

①音と画面切り替えを使って、人の注意を引ける
ふつうの鏡のような状態から、距離センサーで人が近づいたのを検知して画面が切り替わる。近くを通ると「ピロ〜ん」と音がして画面が切り替わるので、通り過ぎそうな人が、「これなんだろう?」と気になって体験してくれることが多かった。

②サイネージのナビゲーションの文字の配置の難しさ
スマフォ、タブレットだと、上部に文字を置いてナビゲーションすることも多いが、サイネージなどは人の視線の位置を考えて配置しないと読まれない。展示中微調整はしたものの、体験者の身長差などもあるのでなかなか調整が難しい部分だなーと感じた。子供が体験しているときは、後ろから保護者の方が文字を読みながらナビゲーションしてくれていたので、なんとかなって良かった。

③日常的な動作を画面が切り替わるトリガーにすると体験フローがスムーズ
石けんの入ったポンプを押す動作を(展示では空のポンプ)圧力センサーで検知して画面が切り替わるようにすることで、「手を洗う」という日常的な行為が体験として落とし込める。

そのあたりのセンサー使いを含めた体験フローの作り方みたいなのは、今回一緒に制作したエンジニアのみなさまから学びつつ、こういう学生と社会人と混じって制作する機会ってなかなかないので、とても良かった。(チームは社会人3名、学生3名の構成)

レポートURL
■CBC
http://www.cbc-net.com/topic/2014/04/ice-icc-report/
■週アスPuls
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/207/207531/